2009 年10 月15 日
号泣する準備は・・・
今日は、なんとも気持ちのよい秋晴れ〜でしたね!こんな天気の良い日は、ぱーっと外に飛び出していきたくなりますが、
ときには、こういう日に限って、
デスクワークが重なったりするんですね〜。
というわけで、一日、あれやこれやと
原稿作ったり、整理したりしていました。
そうこうしているうちに、外は真っ暗!?
秋の陽はつるべおとし、とはよく言ったものです。
外吹く風の冷たさに、早くも冬の足音がかすかに聞こえた気がしました。
とは言え、インドアも悪くはないもの。
最近、かばんの中に忍ばせてあったのが、
江國香織さんの「号泣する準備はできていた」です。
2004年の直木賞受賞作品ですが、
古本屋でなんとなく目が留まって購入しました。
12編の短編集で、一つの物語がコンパクト、かつ潔いので
あっという間に読み終えました。
どんな恋愛の苦難があっても、乗り越えていける・・・。
あらゆる年齢層の女性へむけた、恋愛応援歌です。
「私は自由になった、と感じた。
自由とは、それ以上失うもののない孤独な状態のことだ」
(江國香織「号泣する準備はできていた」より)
孤独が続くなら、自由はそれ程、嬉しくない・・・かな?
心を支えてくれる周囲の人に、改めて感謝したくなりました。
投稿者:まるちゃん
at 22 :55| 日記